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【幸服論】認知行動療法とファッション

僕マジでこんな格好👇🏻で電車乗ってましたからね…

basquecci.hatenablog.com

 

この記事の続きです。

 

 

外見が良くなると内面が変わる

 

MB『幸服論 人生は服で簡単に変えられる』に、

ステップ① おしゃれになる

 ⇩

ステップ② 自信がつく

 ⇩

ステップ③ 褒められる

 ⇩

ステップ④ 差別化できる

という連鎖が起こる、と書かれています。

(参照:「ファッションで人生が変わる」と言っても信じない人へ|幸服論|MB|cakes(ケイクス)

 

これについては、実は、以前に感想記事を書いた『私たちは生きづらさを抱えている』 という本にも同様の記述があります。

当事者のなかには、マナミさん*3が代官山などのオシャレな美容室に通うことを批判する人もいたという。しかし、「引きこもりに限らず、自尊心の低さ故、自分なんかがオシャレを楽しんではいけないと思い込んでらっしゃる方がとても多いのが現状です。そんな皆様に外見を変えることで内面も劇的に変化することを伝え続けたい」と乃浬子さん*4(姫野桂『私たちは生きづらさを抱えている』P193)

 

そしてこちらのツイート

“見かけが変わると立ち居振る舞いも変わる”

 

いずれも共通点は「外見が整って自信が出れば、行動も前向きに変化する」ということ。

ここでは、

ステップ① おしゃれになる

 ⇩

ステップ② 自信がつく

 ⇩

ステップ③ 褒められる

について、認知行動療法の面から分析してみようと思います。

(④については「うつファッション」で追々解説します)

 

認知行動療法とは?

 

まず、認知行動療法について説明します。

ざっくり言うと、

考え方を変えて行動を変える

心理療法です。

 

うつ病予防のメンタルヘルスとして研修を行っている企業もあるようです。下記リンクに分かりやすい解説があります

www.milkcafe-welcom.com

 

ARC分析

認知行動療法の一つに「ARC分析」というものがあります。*1

 

「ARC」は、Antecendents(きっかけ)、Response(反応)、Consequence(結果)の頭文字です。

 

人は結果(ARCの「C」)にメリットがあれば、次に同じ状況になったときにその反応を繰り返す傾向が強まるそう。

 

…といっても何のこっちゃ?って話なので、ありがちな例で説明します。

 

例1:抑うつで休職中。やる気が起きない

 

これをA・R・Cにあてはめます。

A きっかけ

  • 抑うつで休職中。やる気が起きない

 ⇩

R 反応

  • だるい、億劫、焦り(=感情)。しかし、スマホをいじってゴロゴロしてしまう(=最終的な行動)

 ⇩

C 結果

  • 身体の疲れはないが、焦りや落ち込み(=短期的結果) 

あるあるです。(こんなこと書いたら甘えだの怠けだの言われるんだろうけど)

 

ここで、R 反応 と C 結果 について見ていきます。

 

Rは、ゴロゴロして過ごしたことで、「何もしなかった」という落ち込みはありますが、「身体を動かさないラクさ」は強いです

 

Cは、焦りや落ち込みはありますが、”疲れない”というメリットがあります

 

結果、ゴロゴロすることは、疲れないメリットがあるので、より繰り返されやすくなります

 

翌日は、頑張って図書館に行きました

 

すると、ARC分析はこう変わります。

A きっかけ

  • 抑うつで休職中。やる気が起きない

 ⇩

R 反応

  • だるい、億劫、焦り(=感情)、図書館に行く(=最終的な行動)

 ⇩

C 結果

  • 少し疲れるが、昨日より達成感や爽快感を感じる。(=短期的結果) 

Cは、疲れるデメリットはあるものの、精神面では達成感や爽快感など良い効果が得られています

継続して良い結果が得られることで、結果、抑うつの改善に繋がります。

 

自分にとって良い結果が得られた行動は、より繰り返されやすくなります。ただ、スマホいじってゴロゴロに比べると少しやりにくさはあります。

 

もうひとパターン、例を出します。

 

例2:お腹がすいたので、間食をする

 

A きっかけ

  • おなかすいた

 ⇩

R 反応

 ⇩

C 結果

  • 満たされたが、やましい気持ちになった。太ってスキニーがパツパツになった。高血圧にもなった。

 

はい、これは僕の話です(´;ω;`)

 

間食をやめて運動してやせて、親にヒキガエルと言われないようにしたいとは思うのですが、ポテトはやめられません。おいしいもん…

 

長期的に見れば間食はデメリット(太る)だとは分かっていても、短期的なメリット(ポテト食べてお腹が満たされる)がある行動を繰り返しやすいのです。

 

 

生物は通常、自分にとってメリットがある行動を繰り返し行います。

行動の後のメリット・デメリットは本能的に学習され、日常の習慣が作られていきます。

 

長期的に見てデメリットがあると分かっていても、短期的なメリットのある行動(その場の楽しさ、その場の苦痛の軽減)を繰り返しやすいのです。

 

なので、分かっていても、ついゴロゴロしてしまうのです。

 

行動して、抑うつゴロゴロループから脱出する

 

抑うつゴロゴロループから抜け出すには、あえて行動することが効果的です。(…と分かっていても、なかなか難しい) 

 

先ほどのARC分析の例のように、「集中力をつけるために、図書館に行って本を読みたい」と思っているとします。

 

「家出るのダルいわ~」と億劫さを感じていても、頑張って外にさえ出られれば意外とできたりします。

また、体を動かすことの爽快感や、本を読んだことの達成感を味わえることがあります。

このポジティブな感情が、抑うつの改善に効果がありますそのために僕は趣味であるファッションをしているのです。

 

引きこもりから脱出できた読者さんや、あっと言う間に社会復帰された患者さんの事例がありました。

これらの方々は、外見が整って自信がついたことで抑うつループから抜け出し、外出した達成感や爽快感を味わえたことがうつの改善に繋がったのだと僕は考えています。

 

休職生活中の趣味を見つけたいなあと思っている人にも、ファッションはオススメです。ユニクロやGUならお金もそんなにかからないし、ウザい接客もないのでゆっくり服選びを楽しめます。

 

かっこよくなって、抑うつゴロゴロループから抜け出しましょう~

 

*1:参考:心療内科でもらったレジュメ