体壊して仕事辞めたら3回怪しい勧誘をされた話
どうも、よっこいです。
今回は、怪しい勧誘を3回受けたものの、すべて逃げ切った体験談です。
ほんと人の弱みにつけこんでくるんですよ、ヤツらは。
【注】登場人物は全て仮名です。
エピソード1:宗教勧誘の熱男
1人目は、以前所属していた草野球チームの、同い年で仲の良かったチームメイト「松田」です。*1
よく「メシ行こうぜ!」と誘われて、そのたびに行っていました。
このときは「いいヤツやなあ」と思っていました。
それが、だんだん頻度が増えていき、仕事終わりにも関わらず、1時間くらいかけてわざわざ僕の地元まで来たりするようになりました。
「こいつ男好きなのか?」なんて思ったりもしました。
ただ、当時1社目の会社を体壊して辞めた直後だったので、そのことをすごく心配してくれて特に怪しくは感じませんでした。
そんなある日、松田はあることを切り出しました。
会ってほしい人がいる。めっちゃええ人で、仕事の相談にも乗ってくれるから!
やっぱり目的があったのかと、僕は感じました。
松田は某宗教に入っているので、そこが若干気がかりだったのですが(僕は宗教苦手なのです)、不安が的中しました。
嫌な予感しかしなかったので、全力で拒否しました。
でも松田は何度拒否しても引かなかったので「1回だけやで」と妥協してしまい、「会ってほしい人」と会うことになりました。
「会って欲しい人」に妥協して会いに行ったら、社長が来た
1人かと思っていたら、おじさんが2人来ました。しかもその一人はとある会社の社長…
聞いてねえよ、、
転職の相談には乗ってくれたのですが、やはり目的は宗教の勧誘・・・
3人(松田・おじさん・社長)で寄ってかかられたらたまったもんじゃありません。大人呼ぶのはずるいぞ…
そして問答無用で車に乗せられて、その宗教の詰所?事務所?的なところに運ばれ、「とりあえずやってみて」と謎の礼拝を皆で一緒にやることになりました。
完全にハメられました。
そして、社長に車で家まで送ってもらいました。帰りの電車賃が浮いたのはありがたかったですが、恩を売られた感じがしました。
その後も松田と会うと、しばらくは雑談するものの、宗教の話にもっていこうとします。勧誘目的が見え見えなので、会うのが嫌になってきました。
松田自体は正義感のある熱い男です。( °̀ロ°́)ง熱男ぉぉぉぉ!!!です。(Simejiにこの顔文字があってビビった)
宗教要素を切り離した友達付き合いができれば、とは思っていたのですが、
もとの「ただの友達」の関係に戻るのはムリだなと感じました。
断り切れずにしぶしぶ何回か会っていたのですが、内緒で大人を連れてきて「ありがたい話」を聞かされました。そして断っても帰りは家まで車で送ってもらうので、一度松田に忠告をしました。
「大人を呼ばれると気を遣うから呼ばないでくれ、俺は宗教に入る気はない」
友達としての付き合いは続けたいとこの時は思っていたので、そう伝えました。
しかし、忠告は無視され、「仕事早く終わったから」みたいな体で大人を連れてきて、「入らなくていいから読んでくれ」と試験対策?のテキストまで渡されました。
「俺が講習するから」なんて言ってきました。
ここで、松田とは縁を切るしかないと決意しました。
ただでさえ当時無職で困っていたのに、余計な心労まで重なり、限界を感じました。
LINEで松田にブチギレ長文を送り付けました。
何を書いたかは覚えていませんが「約束は守れや、お前社会人ちゃうんか?」みたいなことは書いた記憶はあります。
それからは、既読スルーのまま、松田からは一切連絡が来なくなり、会うことはなくなりました。
推測ですが、大人が松田に「あいつはやめとけ」などと指示でもしたのでしょう。信者同士の結びつきが強いみたいなので…
エピソード2:コックカワサキ
2人目は、ハローワークの転職プログラムで知り合った元料理人の川崎さんです。*2*3
模擬面接やスピーチなどでやたら「頭の切れる人だなぁ」という印象があり、エージェントも併用してるとのことで、この人わざわざハロワに来る必要ないんちゃう?と、6日間のプログラム中も僕は感じていました。
転職プログラム修了の数日後、川崎さんからLINEが来ました。
会って欲しい人がいるんです。料理人してた時の先輩なんですが、すごくいい人で、話を聞いてほしい~(以下略)
デジャブ・・・
松田と縁を切った直後だったので、すぐに「これは行ったらあかんやつや」と察知しました。
執拗にアポを取ろうとする
「転職活動で忙しい」とやんわり断ったのですが、「この日空いてる?この日は?この日は?」と執拗に聞いてくるのです。
松田より厄介者です。
困り果てて母に相談したら「『お互い頑張りましょう』って送っときゃええ、そしたら引いてくれるわ」と言われ、その通りの文章を送りました。
すると、その後LINEが来ることはなくなりました。オカンすげえな…
エピソード3:副業バンカー
休職中の去年の秋頃に、銀行員をやってる大学の同期から「久しぶりー!メシでも行こや」とLINEが来ました。
「久しぶりー」と「メシ行こや」の間には雑談を挟んではいましたが、やっぱりかと感じました。
3回目となると、すぐに勘が働きます。
その勘は的中し、副業の勧誘でした。「俺のチームは儲かるで」などと言い出し、興味あるふりして話を聞き出してみると、ネズミ講丸出しの内容でした。
「嫌や」と断ると、バンカーはこう言いました。
よっこいはしなくてもいいから、誰か紹介だけでもしてくれたら3万円払うで
仮に誰か紹介しても、3万は手渡しにして直接取りに来させて、取りに来たら知らない大人がいて…っていうパターンが容易に浮かんできます。
Google先生に聞いたやり方で、相手を立てつつやんわりと断ると、副業バンカーは引き下がりました。
それからしばらく連絡は来なかったのですが、忘れた頃に
とまたLINEがきました。
そいつの銀行にチクってやろうかと思いましたが、我慢して「お前は真っ当な道を歩め、サークルの後輩が悲しむぞ」と返しました。
すると以降LINEは来なくなりました。
そのバンカーは、学生時代は自分でイベントサークルを立ち上げるような松田タイプのいいヤツでした。しかし、就職してからは見違えるように悪の道に進んでいきました。
そんなバンカーな*4
悪いヤツは弱みにつけ込んでくる
3回勧誘されて、そう感じるようになりました。(副業バンカーは僕が休職したことは知らないはずですが)
(自称)うつ病アドバイザー
山ほど似たようなアカウントを作り、片っ端から「病み垢」「病気垢」をフォローして、胡散臭いブログに誘導してくる人がいます。
そのブログ内容は「先着〇名限定!20日でうつ病を治す魔法のメソッド!無料レポート配布!」みたいなビジネス臭がプンプンするものです。
こんな簡単にうつ病が治るんやったら精神科も心療内科も薬もいらんやん!てかそれちょっと落ち込んで憂鬱になっただけやろ!
ってツッコみたくなるんですが、こうやって病気に苦しむ人を食い物にしようとする人が実際にいます。
実態を暴こうと、わざと騙されたふりをして無料レポートを申し込んでみました。
すると、「メールありがとうございます。ただいま作成中なのでしばらくお待ちください」と返信が来ました。
作ってないんかーいヽ(・ω・)/ズコー
1週間後(待たせすぎ)、「うつ病になる人にはTwitterに共通点があります。なのであなたのIDを教えて」的なメールが来たのでそこで止めました。
完全にクロです。
この手のアカウントはブロックしてもゾンビのように次から次へと湧いてくるので厄介です。
さっさとブロックしよう
友人・知人から勧誘の話を一度持ち出されたら、元の関係に戻るのは困難です。さっさと縁を切るのが得策です。LINEをブロックして、着信も拒否しましょう。(僕もそうすればよかった・・)
ただ、松田の場合のように、相手に住所を知られている場合は注意が必要です(車で家まで送ってもらった)。
下手に刺激すると個人情報をネットやSNSで晒されるおそれがなきにしもあらずです。相手を立てつつやんわり断るのがいいでしょう。
僕は正反対のやり方をしましたが…
あと、しばらく会ってなかった微妙な間柄の人から急に食事に誘われたら、疑ってかかってください。
仲良くもないのにわざわさ食事に誘うのは何かしらの目的があります。安易に行かないほうがいいです。
長くなりましたが、僕の経験が皆さんの役に立てば幸いです。