貯金ゼロで休職したら傷病手当金の支給まで生きられない
傷病手当金、知らない人は覚えてね
どうも、傷病手当金が頼みの綱のよっこいです。
傷病手当金のことは知ってますか?
「なにそれ、初めて聞いた!」という休職中の人は、今すぐ下のリンクへ飛んでください。申請しないと大損するので。
(参考記事:双極性障害の僕が傷病手当金をもらうまでの流れまとめ | メンタルハック)
聞くところによると、傷病手当金を隠ぺいしようとする会社もあるみたいです。
僕の知り合いの会社がそうでした。
残業代出ない週6勤務の社員使い捨て前職でも教えてくれたのに…
傷病手当金の支給遅すぎ問題
さて、本題ですが、傷病手当金の申請から支給までの期間が長いのです。
過去にTwitterでアンケートをとりました。(ツイートが行方不明ですすみません…)
アンケートによると、申請から支給までは「2ヶ月以内」が最多でした。
最短では2週間で、3ヶ月かかったという人もいました。
なんと、「会社に電話するまで忘れられていた」という驚きのリプもありました…
さて、これの何が問題かというと、受給までの数カ月間は、一切収入が得られないこと。
たいていの人は貯金の切り崩しで休職生活をすると思います。しかし、僕には貯金がありませんでした。
新卒の会社を体を壊して半年で辞め、転職した会社も半年で休職しました。
なので、貯金額は雀の涙です。
夏のボーナスは出たのですが、切り崩し生活中に欠勤控除のなんやかんやで2カ月で40万弱払わされて、見事破産に追い込まれました。ジ・エンド…
「支給までどれくらい待てるか」についてもアンケートしました。
「1ヵ月以上は厳しい」という方が多かったです。
会社から届いた請求書を見たとき、「終わった・・・」と思いました。
預金残高が足りず、お金が払えなくなったのです。
僕は洋服が趣味です。
寛解に向けてのモチベーションの維持やアイデンティティでもあります。
その洋服が一切買うことができなくなりました。
生きていく目標を失ったような気がしました。
請求書をビリビリに引き裂いた僕を見かねて、母が結局25万円貸してくれました。
もし身内からの支援がなかったら、どうなっていたのだろう?
幸い僕は実家暮らしで、親に借金したため難を逃れることができましたが、フォロワーさんには家族に見放された方もいるようです。
借金して以降は、服を買ったり出かけたりするのがしづらくなりました。
スーパーマリオオデッセイのCMを見て「欲しいなあ」とつぶやいたら、母に「先借金返せ」と言われました。
まあ言う通りやけどさ…
健保組合に電凸した
支給が待ちきれなくなったので、会社の健保組合に問い合わせました。
【コルセンターのおばさんとのやりとり】
ぼく「支給日はいつ?」
健保『分かりません』
ぼく「審査は通ってるの?」
健保『答えられません』
ぼく「分かり次第連絡もらえる?」
健保『できません』
うん、マニュアル対応。失望しました。
その後、フォロワーさんから「事情を伝えればもしかしたら早めてくれるのでは?」とアドバイスをもらいました。
後日、セリフを考え、ダメもとで情に訴えかける作戦を決行することにしました。
「休職中でお金もらう術がありません。1年目で貯金もありません。傷病手当の支給の見込みが立たないままだと借金もできません。親からも見捨てられ食べていくことができません。金の切れ目が命の切れ目です。どうか助けてください」
(ちょっと盛った)
意を決して2回目の電話を掛けました。
TRRRR…
ぼく「傷病手当金はいつ支給されますか?」
健保『お調べします。少々お待ちください』
今度はおじさんが出ました。
健保『今月末の予定です』
ぼく「え、あ、わかりました…」
「これが精神疾患の現実なんだ」と泣きつく気マンマンだったので、拍子抜けでした。
電凸して1週間後くらいに無事支給されましたが、明日の生活に困っている方も少なくないはずです。
どうにかならんかねぇ…