「うつマッピング」に「ファッション」を追加したい
病気の理解よりファッションの効能を広めたいよっこいです。
先日、ほっしー著「うつを治すために努力してきたので、効果と難易度でマッピングしてみた」(以下「うつマッピング」と表記します)のレビュー記事を書きました。
この本ですが、“あなたの「うつマッピング」を作ってみよう!”ということで、表紙の中面に自由に書き込めるようにようになっています。本を汚したくないから俺は書かないんだけど
「うつを治すために努力してきたので、効果と難易度でマッピングしてみた」
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年10月18日
全国の書店、Amazonなどのネット書店で絶賛発売中!
・精神科医 和田秀樹先生の推薦!
・自分の #うつマッピング が作れるシート付き!
・読書苦手な人でも読める内容!
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そんなわけで、個人的にマッピングに追加したい「ファッション」について書きます。
34.ファッション
【効果】 ★★★★☆
【手軽さ】 ★☆☆☆☆
【おすすめ度】★★★☆☆
~~~~~~~~~~~~~~~~~
【長所】引きこもりが改善される
【短所】覚えるまでが少したいへん
~~~~~~~~~~~~~~~~~
実は「32.筋トレ」に通じるところがあります。マッピングでは「効果低い」「難しい」になっていますが…
うつマッピングの筋トレの章(P295~297)を参考文献として説明をします。分かりやすいので。
個人的には人に見せたほうがうつ改善効果は高いが、別に見せなくてもいい
おしゃれ好きの人は、やたらと人に見せたがります。僕もそうです。コーディネートがうまくいったら見せたくなるんですよ…笑
以下の理由で、うつの改善に効果的なのです。
- 自信につながる
- コミュニケーションの一環になる
- コミュニティ効果(個人差大)
(おしゃれになれば)自信は間違いなくつきます。筋トレとは若干異なりますが(服を買えば買うほどおしゃれになるわけじゃないので)
(おしゃれになる→)人に見せる→ほめられる→またがんばる
この繰り返しで、良いスパイラルが生まれます。(※おしゃれになる方法については後述)
コミュニケーションについては、メンタル疾患仲間からTwitterでいいねやお褒めのリプを頂くことがあります。
ちなみに筆者よっこいはファッション仲間用アカウント(@YokkoiSchott)もあります。よかったらのぞいてみてね
そしてコミュニティ。僕は「服好き集団」に所属しています。
集団に所属することについて
「集団に所属している」という感覚は、孤独の解消にもつながります。(P297)
ほんとにそうなんです。依存先を増やすことはうつの改善に効果的です。何か自分に合いそうな趣味などの集まりがあれば、入ってみることを勧めます。
僕が入っているMBラボですが、会費やラボ内限定販売アイテムなどでお金がぶっとぶので、うつ改善のために入ることはおすすめしません。
「メンヘラコミュニティ」も、依存先を作るという意味では効果がありますが、健全な集団とはいえないのであまり推奨はしません…。
▼参考記事*1
【長所】引きこもりが改善される
これには実例があります。
MB著『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』の冒頭公開部分です。
…といっても大半の人はリンクをクリックしないと思うので、以下に内容を抜粋します。
私はブログやメールマガジン、書籍、セミナーを通じて、男性に「最速でおしゃれに見せる方法」を伝えています。先日、ツイッター(@MBKnowerMag)のフォロワーに、おしゃれになって嬉しかったことを教えてくださいと問いかけてみました。すると、私のメソッドを実践している方々から「自信がついた」「人生が変わった」という返信が次々に届きました。その一部を紹介してみましょう。
「女性に褒められるようになって自信がついた」
(中略)
「入院が数年の社会復帰に消極的な患者さんとの面談で、自分の学んだおしゃれを助言してみたところ、自ら身だしなみを整えてファッションを楽しみ、あっという間に病気を乗り超えて社会復帰されたこと。おしゃれで人生がこうも変わるとは!」
(中略)
「『自分はちゃんとした服装ができている』と自信が持てるようになったことです。道を歩いても人の目を気にしなくてよくなったし、自然と背筋が伸びるようになりました」
(中略)
また、メルマガの読者からは「うつが少しよくなりました」とメールをいただいたこともあります。自宅で療養しているときに私のブログにたどりつき、気分を変えられるかもしれないと洋服をネット通販で購入して着てみたそうです。すると、鏡の前にはいつもよりちょっとイケてる自分がいる。そのまま外出してみて、自分のことが少し好きになれたといった内容でした。 「MBさんのおかげで外に出ることができました」という一文を読んだときは、恥ずかしながら泣いてしまいました。
彼やツイッターに答えてくれた方たちは、私が提唱するルールを使っておしゃれになることで自信を得ました。実はこれがこの本で伝えたいことのすべてなのです。
「入院が数年の社会復帰に消極的な患者さん~」は、僕のフォロワーさんの事例です。
入院が数年の社会復帰に消極的な患者さんとの面談で自分の学んだおしゃれを助言してみたところ、自ら身だしなみを整えてファッションを楽しみだし、あっという間に病気を乗り越えて社会復帰された事。
— よひろ@ (@yohiro416_mono) 2018年1月8日
おしゃれで人生がこうも変われるとは。#おしゃれになって一番嬉しかったことを書く@MBKnowerMag https://t.co/7Rsds3WT6E
精神科で認知行動療法をベースに社会復帰・地域定着の支援に携わる仕事をされている方です。服装を認知行動療法に応用しているとのことです。(Twitterプロフィール文より)
うつが良くなったことが、筆者だけの事例ではないことが分かってもらえたかと思います。
【短所】覚えるまでが少し大変
おしゃれになるには、ルールを覚える必要があります。
ただ、ここで強調したいのは“ルール”であること。センスではありません。
彼やツイッターに答えてくれた方たちは、私が提唱するルールを使っておしゃれになることで自信を得ました。(上記引用文より)
では、どうやってルールを覚えるのか?
ここで登場するのが、うつマッピングでも紹介されているマンガです。
マンガで覚えられる!
うつマッピングのマンガの章には
- お手軽
- お金がかかることが難点
- 過激なネガティブ設定のものは見ないように
- 「マンガでわかる~」シリーズがおすすめ
という内容が書かれています。メリットもあればデメリットもあります。
ですが、以下に紹介するマンガはメリットは満たしていてデメリットがありません(こうやって書くとどこかステマ臭いですが…)。
何かというと、これです▼
「服を着るならこんなふうに」というマンガですが、
- 1話読み切りでお手軽
- 全話無料公開
- 過激なネガティブ設定なし
- マンガでおしゃれのルールが分かる
という完璧な仕様です。ベッドで寝ながらスマホで全話読めます。
正直☝のマンガを読めば僕のファッション記事は必要ないです。激推しします。
おわりに
以上、ファッションを追加したい理由と、おしゃれを覚える方法をご紹介しました。
「マンガがいいよ」と書きましたが、ユニクロで黒のスキニージーンズを1本買うだけでも「いつもよりちょっとイケてる自分」が実感できます。
損をするものでもないので、ぜひやってみてほしいと思います。