「ダウンベストは似合わない」と言う前に
「俺にはダウンベストは似合わない」
「ライダースジャケットは似合わない」
こういう台詞をよく耳にします。
( ^ω^)・・・もったいない!
いつもと違う「イケてるかも?」と思えるようになる可能性を、自分で潰してしまっています。
「スポーツ体型だからスキニーは似合わない」「首が短いからマフラーが似合わない」ならまだしも、何の理由や根拠もなく「○○は似合わない」と決めつけてしまう人がほんとに多いです。
( ^ω^)・・・じゃあ何が似合うねん!
とツッコみたくなります。(この顔文字にハマりました)
着こなしや全体のバランスを整えれば、似合わないなんてことはそうそうありません。うーん、もったいない。
※スキニーが履けない時は裾だけ細いもの(テーパードパンツ)を履く、首が短い人はマフラーを垂らすか緩めに巻いてみましょう。
※ダウンベストの着こなしはこちらの記事が参考になります。
①ユニクロの「ライトダウンベスト+EC」はオシャレ初心者がまず買うべきマストバイ品!! | 【最も早くオシャレになる方法】現役メンズファッションバイヤーが伝える洋服の「知り方」/ Knower Mag
②レディースの「ダウンべスト」の着こなし方、コーデ方法を徹底解説。冬の遊園地、初詣などにとっても便利。子育て世代の救世主! | レディースファションのオシャレの教科書
自分が思うほど他人はあなたを見ていません。街ゆく人が見てるのはスマホです。歩いていてもスマホ。咳をしてもスマホ。
そんなに心配しなくて大丈夫です。
似合わない=違和感があること
「アメカジスタイルがパッとしない、しっくりこない」と感じることはあるかもしれません。それは日本人が童顔・胴長短足体型だからです。
アメカジは手足の長い、端正な顔つきのアメリカ人だからサマになるのです。
「俺アメカジ似合わないんだよなぁ」と思う人はまずいないでしょう。それは「違和感」の問題です。
「胴長短足の日本人には似合わない」といっても、街を歩けば皆同じような服装です。周囲に溶け込んで馴染んでいるので、違和感を覚えることがないのです。
すなわち、「似合わない」とは「違和感がある」ということです。
(「似合う=違和感がない」というわけではありません。上記のアメカジの例がそうです。似合うとはその人の魅力を引き出していることなどです)
似合わなくなったコートを蘇らせる!
「去年着てたコートが似合わなくなった」というツイートを見ました。
「似合わなくなった」には、体型の変化からくる違和感、もしくは「飽き」が考えられます。
メルカリに出すのもアリですが・・・蘇らせる方法もあります。隠すのです。
都合の悪い、気に入らないものは隠せばいいのです。ユニクロのコートも高見えさせることができます。大判ストールは防寒にもなるのでオススメです。
売る前にぜひ試してみてください。戦力外候補から一軍に返り咲くかもしれません。
これ、ユニクロのコートです。見えないでしょ?
※おまけ・別バージョン
「似合う」は、作れる
最初着た時に「ん?」と思っても、案外着ているうちに似合ってくるものです。
僕は学生時代「ピンクが似合う」と言われていました。ピンクのTシャツ(テニスサークルで作ったオリジナルのもの)を毎回練習で着てたら、ピンクがイメージカラーになっていました。
さて突然ですが、林家パー子は何色が似合うと思いますか?
黒ですか? 青ですか?・・・ピンクですよね。
勝俣州和は何のズボンが似合うでしょうか? ダメージデニム?ブーツカット? ・・・半パンですね。
似合う色やアイテムは自分で作り出すことができます。着続ければ、それが自分のものになります。イメージですね。
はい、あると思います✨
— Jun Kawana (@junnnnnn28) 2018年12月31日
洋服は着ていれば似合ってきますし、似合わせる方法が感覚的に養われてわかってくるところはありますよね☺︎! https://t.co/GvgW1HjU5Y
ここで冒頭の台詞「ダウンベストが似合わない」。
ダウンベストは袖のない特殊なアイテムで、似たようなアウターがあまり存在しません。なので、着こなしの経験値が不足して当然なのです。*1
ライダースジャケットも、着こなしが分からないから、自分には似合わないと思ってしまうのです。
敬遠したり拒絶したりしてしまうのは、イケイケなイメージや先入観もあるでしょう。
ではどう着ればいいのか。
タートルネックのロンTを中に入れましょう。色は白がいいです。
ユニクロなら790円で厚みも艶もある上質なシャツが手に入ります。
ズボンは黒スキニー。これで大失敗はありません。
フォーマル要素のあるタートルネックや黒の細身ズボンで、カジュアル度合いを薄めればいいのです。
※関連記事:「双極アイドルちこ」に学ぶカジュアルとドレスの「ミックス」
「似合わない」と言う前に、まずは着てみましょう!