【DIY】自分で裾上げ「フレイドヘム」をやってみた
前回はズボンの「裾」の重要性について力説しました。
今回も裾にまつわる話ですが、ちょっと趣向を変えて、自分で裾上げするやり方をご紹介します。
「フレイドヘム」って何? 必殺技?
裾を切りっぱなしにしてボサボサになった状態を「フレイドヘム」といいます。ダルシムの技名ではありません。
このフレイドヘム、何がいいかと言うと、
- 飽きたジーパンを蘇らせる
- タダで裾上げできる
- ラフな印象を作れる
のです。
裾を上げるだけならクルクルっと巻けばいいのですが、ロールアップとはひと味違った雰囲気を出せます。
》ジーパン穿くならこんなふうに ~ロールアップで足元を整える
では、手順です。めっちゃカンタンですよ!
①ハサミで切る
折り紙を切るのと同じで、ハサミでチョキチョキ切ります。
家庭用のハサミでOK。押し入れから裁縫セットを引っ張り出す必要はありません。
縫い目にそってバッサリ切っていきます。
②切り口をほぐす
切った裾を揉みほぐします。
唐揚げを作るときのようにモミモミします。
③糸を抜く
すると、糸がピロンと出てくるので、その糸をつまんでビーっと引っぱりぬいてください。(擬音多いな)
▼左:切った直後/右:糸を引き抜いた状態
白い糸を引っ張ることによって、青い糸だけが古い歯ブラシみたいにボサボサになって残ります。
こうすることでダメージデニムの裾になります。
自分でこうして切ってみると、縦の糸と横の糸で織りなしていることがよく分かります。中島みゆきの名曲です。
④できあがり
完成です。ね?簡単でしょ?
もっとやるとさらにワイルドな感じになりますが、僕はこのへんにしておきます。ボサボサ具合はお好みでどうぞ。
- 家庭用ハサミでチョッキン
- 横の糸をひっぱりぬく
- 人はフレイドヘムと呼びます
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当記事はこちらの書籍を参考に書いています