メンタルヘルス系ツイッタラーの「綺麗事」「理想論」
「綺麗事」
というと、あなたはどんなことが思い浮かぶでしょう?
僕はこういう呼びかけが綺麗事だと感じます。
なんというか、上辺だけというか理想論というか…
「そんなことくらいサルでも分かる」
「それが出来たら苦労せんわ」
って思いません?? わかるわかるwwって今思った人絶対いるはず
とはいえ、上の4つは病気の寛解のためにはすべて大切なこと。
けど正直見飽きてウンザリしてるところもあります。
理想論すぎて文句言ったり反発したりしたくなるのかなぁ…?
【考察】具体と抽象
小難しい話にはなりますが、僕の仮説を述べます。
綺麗事や上辺だけのように感じるのは、抽象的だからだと思っています。
「どん底の状態を繰り返さないことが大事」を例にしましょう。
「そうなんだ」と納得する人は多いでしょう。しかし
「じゃあどうしたらいいんだよ」
とも思うのではないでしょうか。僕は後者です。
不特定多数に向けて発信すると、どうしても抽象的になってしまいます。
なので「はいはい一般論理想論」というふうに感じてしまう。
具体性があると腑に落ちて、心に刺さるのではないでしょうか。
「そのためにはこうしよう」とか。
具体的に、といっても「うつ病は一般的に脳内神経伝達物質の異常が原因で~」なんて言ってもそれはそれで面倒臭い。苦笑
ひとくくりにうつ病といっても、症状はほんとに人それぞれです。
だから、「○○にはこうしよう」という単一の答えが出せない。
決まったやり方なんて存在しないですからね。
説としては微妙ですね…
「綺麗事」にならないために
話を戻して・・・
以前noteにこんなことを書いていました。(というかnoteの内容を再編集したのがこの記事なんですが)
情報発信者のことを悪く言うつもりはないけど…
そんな話はいらないんです。
結果に至るまでの過程が知りたい。
思いません?僕だけ?なんか上からアドバイスっていうか医者目線っていうか…
素人の薄っぺらい知識による啓発なんか要らなくて、情報発信するなら自分しか書けない体験談や感じたことを言うべきです。
寛解した人の、自身の経験に基づくアドバイスに救われた人は多いと思います。
しかし、治ってもない人が、医者気取りで上から目線のアドバイスをしても全く身に入りません。
頭が受け付けようとしないんじゃないかな?
何より素人知識で医学の領域に突っ込むのは危険行為。Google検索からもはじかれます。
(アフィリエイト目的でデマ情報が乱立し社会問題になったので、病名や健康系のワードにGoogleがフィルタリングをかけているそうです)
情報発信に重要なのは関係性と目線です。
(以上の内容はピアサポーターの記事で詳しく書いています。読んでね!)
「綺麗事!」と言わないために
…とは言うものの、
発信者にいちいち文句を言ったりケチつけてるようじゃ、治るものも治らないんじゃないか?
とも思っています。
自分で勝手に不幸の沼にズブズブ沈みにいってるようで…
「こんなこと言ってるな」
「こんな考えもあるのか」
と広い心で受け止められるようなることが大切だと思っています。
【まとめ】不毛な争いをしないために
「病み垢」「闘病垢」などと言われるツイッターユーザー同士で、叩き合って擦り減ることが多いです。
マウンティング、嫉妬、中傷etc…
精神科医、寛解した人、してない人…立場は違えど「生きやすい社会を」という想いは同じはず。
それなのに、こうしたズレが起こり、皆が同じ方を向かない。(あんまり僕も人のこと言えないのですが)
その理由に、ここまで述べてきた関係性と目線、そして「綺麗事」の認識があると考えています。
- 発信者 → 「ピアサポーター」として対等な目線での発信を心掛ける(患者側)
- 見る側 → 発信者を尊重し、「こんな考えもあるのか」と広い心で受け止める
それぞれがリテラシーを持つことが大切…という綺麗事でこの記事のまとめとします。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!