おしゃれになりたいなら、病気を治したいなら、現状を打開しないといけない
うつ病の療養も、おしゃれもビジネスも、通じるところがあると考えています。
意外と高いおしゃれ思考
率直な疑問
— よっこい Yokkoi41 (@basquecci) 2019年3月12日
おしゃれなりたい?
もっと「別にいい」が多いんじゃないかと思ってました。(特に男性は)
メンタルを壊してしまうと、おしゃれや身だしなみへの意識がなくなりがちです。なのでアンケート結果に驚きと安堵があります。
アンケートを取ったのは、この記事を読んで深く考えさせられたからです。
内容をまとめると
①おしゃれになりたいはずなのに、今まで通りの着心地にとらわれて「黒の細身パンツ」という合理的選択ができない
②未来を変えるには現状を犠牲にする覚悟が必要
③あなたは変わりたいの?変わりたくないの?
こんな感じです。
これらについて、僕の考えを書いていこうと思います。
なぜ黒スキニーを穿かない?
■「黒の細身パンツ」について
「黒の細身パンツ」は、黒スキニーと黒テーパードの総称です。望ましいのは黒スキニーですが、僕みたいに脚がパツパツになる人のために、裾だけが細い「テーパード」という代替手段があります。
メンタルズノンノンでもこれまで取り上げたように、「黒の細身パンツ」は最速でおしゃれになれるアイテムです。
》身なりが整っておしゃれになれる「黒のスキニージーンズ」 - メンタルズノンノン
なのに、おしゃれになりたいと思う人が、それを拒否するのです。
おしゃれになりたいのなら、現状を変えなければいけません。
こだわりや着心地を、多少は犠牲にする必要があります(これが②)。なのにそれを「ハードルが高い」などと理由をつけて拒否する。
それじゃおしゃれになれるわけがないよ、というのが①の概要です。
さて、皆さんはどうでしょうか。
「おしゃれになりたい」をポチッた方は、黒スキニーか黒テーパードは買いましたか??
人は変化を嫌う生き物。だけど…
人間は(というか動物は)変化を嫌う生き物です。生理的に何かと現状維持にもっていこうとします。ホメオスタシスなんていいますよね。
しかし、
- おしゃれ
- 病気の寛解
- お金
これらは、現状を打破しないと手に入りません。
プレバトでも「現状維持」はダメですよね。俳句の王者になるには前進しないといけません。
うつ病は薬飲んで寝ているだけでは治りません。少しずつでも行動しないといけません。認知「行動」療法っていいますよね。
》【幸服論】認知行動療法とファッション - メンタルズノンノン
これまでのやり方・働き方ではダメなことは、私たちは身をもって分かっているはず。
あともう1つ大事なこと。
現状打破の前に、自分のおかれた現状を受け入れることです。
素晴らしいツイートを見つけたのでシェアします。
リセットではなく、リスタート!
— イナダ/うつは治さなくていい (@taotien) 2019年3月16日
まず、うつを治すにはこの考え方が前提。うつになる前の自分に戻ろうとしないこと。あの頃の自分が幸せだったと感じても、それは過去のこと。過去の自分にしがみつくと、うつの自分は治せない。今の自分を好きになり、新たな自分として生まれ変わるのを受け入れよう。
鬱病の本当の根本治療って......
— 七転八起おじさん (@tachi_a_gare) 2019年3月3日
生き方を変えることなんだな、結局。
薬で症状を抑えたその先は、生き方とか人生観そのものに手をつけないと、たぶん治らない気がする。
自分が生きてきた価値観を否定する面もあるからとても怖いけど、必要な作業🤨 でも、ゆっくりでいい🐢
今までのやり方に無理があったから壊れてしまったわけです。
仮に再就職できたとしても、病む前と同じ働き方では再発します。これも読者の皆さんなら知っているでしょう。
再発しないためには、在宅ワークや障害者雇用など、無理のない働き方に変えないといけません。
それは精神疾患者となった自分を受け入れることでもあります。自己受容です。
今の自分を受け入れて次へ進むため、僕は障害者手帳を取得しました。(もらえるものはもらっとけ精神もありますが)
読者さんにおしゃれに興味のない人はいるでしょうが、病気を治したくない人はいないはず。
おしゃれと病気、関係ないようにも思えますが…
おしゃれになると、他人に褒められます。
「自分は恥ずかしくない格好をしている」と思えるようになり、人の目を気にせず外を歩くことができます。
「病は気から」はあながちウソでもありません。
外見が変わると内面も変わります。
おしゃれになると自分を認められるようになります。
》【幸服論】「自分はちゃんとした服装ができている」と思える。それが寛解につながる
念のために書いておきますが、「断薬して服買えば病気治るよ」なんてエセ医療を勧めているわけではありません。標準医療の助けにするものです。
医師の指示はしっかり守ってください。薬も処方箋のとおりに飲んでください。そこは誤解のないように。
現状打破はいわば寛解への強制イベント。
変わるための練習だと思って、まずは黒の細身パンツを穿いてください。
そして自分を受け入れた上で「リスタート」しましょう。
僕も変化の真っ最中です。皆さんもいっしょに変えていきましょう。