確実に「無理しない」ためにはどうすればいい?
僕は「無理しないで」という言葉が、どうも好きになれません。
過去のブログやnoteに書いたとおりです。
「無理しないで」と人はよく言いますが、“無理をしない”にはどうすればいいのでしょう?
というか、そもそも「無理」っていったい何??
辞書にはこう書かれていました。
1 物事の筋道が立たず道理に合わないこと。また、そのさま。「無理を言われても困る」「怒るのも無理はない」「無理な言いがかり」
2 実現するのがむずかしいこと。行いにくいこと。また、そのさま。「無理を承知で、引き受ける」「無理な要求をする」
3 しいて行うこと。押しきってすること。また、そのさま。「もう無理がきかない」「無理に詰め込む」「あまり無理するなよ」
(goo国語辞書より)
「無理しない」の意味合いで考えると、3に該当します。
つまり、「無理しない」は
「強いて行わない」
「押し切ってしない」
と言い換えられます。
…が、まだ具体的にどうすれば「無理がない」と言えるのか、これでは分からない。
「無理をしない」とは
「活動量を抑えること」
だと、多くの人は考えているように感じます。まあ実際そうだと思います。
しかし、活動量は計測器でも使わない限り、量るのは難しい。
しかも量ったところであてになりません。
僕はリワークで活動量計を四六時中ズボンに付けていて、○㎉という値が正確に出るけど、あくまでその日一日の記録でしかない。
「あなたの今日の体調で耐えうる活動量は○㎉まで。現在□㎉」というくらいまで明確に分からないと意味がありません。
残念ながらそんなハイテク仕様ではありません。誰かエジンソ博士が発明してくれたらいいんだけど…
結局は自分の経験則によるさじ加減となってしまうのです。
んで全く当たらない。
ここで、僕がやっている方法を紹介します。
すごく分かりやすいものさしがあります。
それは、
「時間」で決める
ことです。
こちらの記事を参考にしました☟
「期限を決める」すなわち「時間で決める」
体調を崩してしまうのは「期限のない無理」になっているからです。いつまで頑張ればいいのかわからない、とにかく走り続けないといけないというような「期限のないの無理」には限界があります。
「体調を崩さないように、期限を決めて頑張ろう」
と記事で述べられています。
この考え方を応用します。
たとえば、部屋の掃除なら
「今日はここを片付けよう」
じゃなくて
「30分頑張ろう」
に変えるのです。
「ここ片付けよう」だと、綺麗になるまで、もしくは片付かないまま延々と動きつづけてしまいます。んでバテるという。
進捗状況に関わらず時間で区切れば、つい動きすぎることも防ぎやすくなります。(モヤモヤするかもしれないけど、そこは我慢)
過集中などで時間を忘れがちな人は、音の鳴るタイマーを使うと良いでしょう。
最近では試験前の体調管理のために、就労移行を午前で帰ろうor午後から行こうということをしました。
(時間を4時間→2時間に)
また、怠け癖のある人にも
“「1時間だけゲームをする」「20時まで雑談をしたら帰る」など遊びにも期限を設ければ、だらだらと時間を過ごしてしまうことを未然に防ぐことができます”
とのこと。
遊ぶことに罪悪感を覚える人も、こんなふうに時間を決めて遊ぶといいかもしれませんね。
時間(期限)を決めて活動するこのライフハック、かなり使えます。
- 活動は「量」ではなく「時間」